エーリヒは、そうなったらすぐにでも結婚しようと言ってくれている。
もちろん、クロエもそのつもりだ。
最初は戸惑いもあったが、今ではその日を心待ちにしている。
けれど幸せな未来を思い描く度に、あの朽ちた教会を思い出してしまい、自分だけ幸せになっていいのかと考えてしまうのだ。
(前世ではこんなに思い悩むことはなかったから、やっぱり私はクロエなのね)
たとえ記憶が蘇っていても、前世とまったく同じではない。
前世を思い出したばかりの頃と比べると、性格や考え方も少し変化してきたように思う。
記憶が融合してきたからか。
今のクロエの考え方、生き方を、少しずつ模索していくしかないのだろう。
ギルドで聞いた話によると、ふたりが受けた依頼のお陰で、教会の子ども達も無事に回復したようだ。エーリヒと相談して、一度、教会の様子を見に行くことになっている。
最初はエーリヒも、クロエがスラムに行くことに反対だった。
けれど自分の気持ちを語り、しあわせになることに後ろめたさのようなものを感じていると伝えると、クロエの意志を尊重してくれた。
もちろん、クロエもそのつもりだ。
最初は戸惑いもあったが、今ではその日を心待ちにしている。
けれど幸せな未来を思い描く度に、あの朽ちた教会を思い出してしまい、自分だけ幸せになっていいのかと考えてしまうのだ。
(前世ではこんなに思い悩むことはなかったから、やっぱり私はクロエなのね)
たとえ記憶が蘇っていても、前世とまったく同じではない。
前世を思い出したばかりの頃と比べると、性格や考え方も少し変化してきたように思う。
記憶が融合してきたからか。
今のクロエの考え方、生き方を、少しずつ模索していくしかないのだろう。
ギルドで聞いた話によると、ふたりが受けた依頼のお陰で、教会の子ども達も無事に回復したようだ。エーリヒと相談して、一度、教会の様子を見に行くことになっている。
最初はエーリヒも、クロエがスラムに行くことに反対だった。
けれど自分の気持ちを語り、しあわせになることに後ろめたさのようなものを感じていると伝えると、クロエの意志を尊重してくれた。


