「でも私は病気にならないから、最適だと思うの。成功させれば国籍の獲得にも近付くのよ」
「……そうだな。だが絶対に俺の傍を離れないように」
「え? 一緒に行くの?」
驚くクロエに、エーリヒは眉をひそめる。
「もしかして、ひとりで行くつもりだったのか?」
「うん。だって、エーリヒが病気になったら大変だもの」
だから病気耐性のあるクロエが、ひとりでスラムに行くつもりだった。そう告げると、エーリヒはとんでもないと反対した。
「スラムは、クロエがひとりで歩けるような場所じゃない。行くなら一緒じゃないと駄目だ」
そうきっぱりと言われてしまい、クロエは悩んでしまう。
緊急依頼は受けたいが、エーリヒを危険に晒したくはない。
それでも結局引き受けたのは、スラムでは毎日のように人が亡くなっていると聞いたからだ。
薬を無事に届けられたら、助かる人も増えるかもしれない。
緊急依頼を受けたいと申し出たところ、ギルド側では引き受けてくれる者がいなくて困っていたらしく、喜んでくれた。
もちろん今までの実績で、緊急依頼を受ける条件は満たしている。
スラムで人が倒れていても、近寄らないこと。
「……そうだな。だが絶対に俺の傍を離れないように」
「え? 一緒に行くの?」
驚くクロエに、エーリヒは眉をひそめる。
「もしかして、ひとりで行くつもりだったのか?」
「うん。だって、エーリヒが病気になったら大変だもの」
だから病気耐性のあるクロエが、ひとりでスラムに行くつもりだった。そう告げると、エーリヒはとんでもないと反対した。
「スラムは、クロエがひとりで歩けるような場所じゃない。行くなら一緒じゃないと駄目だ」
そうきっぱりと言われてしまい、クロエは悩んでしまう。
緊急依頼は受けたいが、エーリヒを危険に晒したくはない。
それでも結局引き受けたのは、スラムでは毎日のように人が亡くなっていると聞いたからだ。
薬を無事に届けられたら、助かる人も増えるかもしれない。
緊急依頼を受けたいと申し出たところ、ギルド側では引き受けてくれる者がいなくて困っていたらしく、喜んでくれた。
もちろん今までの実績で、緊急依頼を受ける条件は満たしている。
スラムで人が倒れていても、近寄らないこと。


