名前が知られるようになってくると、心配なのは追手がふたりに気付くかどうかだが、今のところ問題はないようだ。
移民として登録しているクロエはもちろん、銀髪の元騎士なんていう目立つ存在であるエーリヒも、普通に過ごせている。
これなら大丈夫かもしれない。
そんなことを話していた頃、ギルドにある緊急依頼が張り出された。
緊急依頼は、ギルドでもその働きが評価されている者しか、引き受けることができない特殊なものだ。
難易度は高いが成功させると報酬も格別で、何よりもギルド内の評価がかなり上がり、移民ならば国籍の獲得に近付くと言われている。
クロエとエーリヒは、緊急依頼が張り出されたという噂を聞いて、さっそくギルドに赴き、その依頼内容を確かめた。
「薬の配達……。配達先は、スラムにある教会ね」
それだけなら簡単な依頼に思えるが、王都のスラムはかなり治安が悪い。
しかも今、スラムでは厄介な疫病が流行していて、その治療薬を教会に届けてほしいという内容だった。
移民として登録しているクロエはもちろん、銀髪の元騎士なんていう目立つ存在であるエーリヒも、普通に過ごせている。
これなら大丈夫かもしれない。
そんなことを話していた頃、ギルドにある緊急依頼が張り出された。
緊急依頼は、ギルドでもその働きが評価されている者しか、引き受けることができない特殊なものだ。
難易度は高いが成功させると報酬も格別で、何よりもギルド内の評価がかなり上がり、移民ならば国籍の獲得に近付くと言われている。
クロエとエーリヒは、緊急依頼が張り出されたという噂を聞いて、さっそくギルドに赴き、その依頼内容を確かめた。
「薬の配達……。配達先は、スラムにある教会ね」
それだけなら簡単な依頼に思えるが、王都のスラムはかなり治安が悪い。
しかも今、スラムでは厄介な疫病が流行していて、その治療薬を教会に届けてほしいという内容だった。


