「ああ。彼に彼女の料理を食ってもらって、こんな田舎臭いところでもイケてるというところを実感してもらうんだ」
「ローラ、ジョニー、ありがとうございます。心から感謝します」

 ジョニーとローラとハグをしあい、ロングハースト家をあとにした。

 そうして、最後の訪問地でも大歓迎されたとともにもれなく太らされてしまい、ようやく今年のイベントのひとつが終了した。

 無事、カニンガム公爵家への帰途についた。