「なによ。ただの田舎娘じゃない」

 バートの愛する人は、あっさり評してくれた。

「おれは、ここの領主だ。知っているだろう? 親父が死んだから、王都から戻ってきた。なんなら、屋敷においてやってもいいぞ」

 はい?

 いろいろツッコみたい。