「へー、田舎娘か。田舎臭いが、パッと見た感じはなかなかのものじゃないか」

 初めて会ったバートの第一声がそれだった。

 いまのは、皮肉? あるいは、嫌味?

「それはどうも」

 どうでもいいけれど、とりあえずそう応じた。

 これからどうするかを考えつつ。