告白します。




「そんな男、忘れなよ。世の中もっといい人いる。綺依は可愛いんだから」

「ありがとう、依叶」


 すると、インターホンが鳴って依叶は出て行ってしまった。


 だが数分後に、ドアが開いて依叶だと思った私は「誰だった? 勧誘?」なんて問いかける。だけど声は聞こえず、起き上がりそちらを向くとそこには玲生くんがいた。