な、なんか……っ今日の識くん心臓に悪いよ……っ!!
ご飯食べるのでさえまともに出来なくて顔の熱をパタパタと手で冷ます。
そんな私を見て嬉しそうに笑った識くんはやっと口にご飯を運んだ。
「もう噂になってるね、俺と雪音のこと」
「え……そうなの?」
「うん、付き合ってるのかって直接聞かれたし」
……そうなんだ。やっぱり噂って早いなあ……。
呆れたように笑った識くんに私も苦笑いする。
「だからちゃんと言ったよ。付き合ってるから邪魔しないでって」
「……え?」
「雪音に悪い虫がつかないように」
「わ、悪い虫……?」
じゃ、邪魔って……っ。
当たり前とでもいうような表情で私を見て笑った識くんに驚く。
悪い虫って……なんだろう?
「……ねぇ雪音」
「…?なに……、っ!」
疑問に首を傾げていた時、識くんが私の名前を呼んで。
それに反応するように識くんの方に顔を向けると。

