シュガートリック





その時間、当時の三年生が廊下を通っていて。


「あれ、あの子一年の噂の子じゃん」

「本当に一年?色気やばすぎだろ」

「めっちゃ可愛い」


私のことを見られ話されて、それが凄く不快に感じた。

早く、保健室行きたい……。


そう思って保健室まで壁を使いながら急いで歩く。



「……失礼、します」


弱々しい声でそう言って入ると先生は不在で。

ベッドが全部空いていたので、私はベッドを借りるためにカーテンを開けて個室に入った。


……身体がだるい、早く横になりたい。

そう思ってベッドに潜り寝っ転がる。


それからしばらくして。
ガラッと保健室のドアが開いた音が聞こえて、先生かな?と思う。

一瞬足音が止んで、すぐにその足音は私のいるベッドへと近づいてきた。


……なんて言えばいい?ベッド借りてますって言えばいいのかな?