シュガートリック





流歌ちゃんの言葉を必死に聞いて、頷く。


あれ……なんか、どんどん視界が……。


すると身体の力が抜けて、ガクッと膝から崩れ落ちた。

それに驚いたように大きな声を出す流歌ちゃん。


……頭が痛い。身体が熱い。
なにも……考えられない。


「……っ雪音!」

「……?」


ハァハァ、と息をして頭を抑えていると。

急に焦ったように私の名前を呼ぶ声が聞こえた。

……この声、識くんだ。


うっすらとした視界の中、温もりに包まれてそれに身を預ける。


「……ほんと、バカ」


そんな声が聞こえたあと、私の視界は真っ暗になった。



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「……ん」


ゆっくりと目を開けると、目の前には真っ白な天井。
白い布団が掛けられていて、ここが保健室だということを察した。


ドクンドクンと心音が早くなり、身体が震え出した。