1月10日 水曜日
フワーーー、今何時? あらあら6時半か。
速めに目が覚めちゃった。 疲れてたから思い切り熟睡しちゃったみたい。
じゃあ今日はオムレツとコーンスープで朝食を、、、。 フライパンを出しましょう。
私も一応は料理をするのよ。 下手だけどさあ。
いつかは誰かが迎えに来てくれるかなあ?って思って。 少女の儚い夢。
誰ですか? 「あんたの何処が少女だよ?」って笑ったのは。
いいじゃないの。 夢くらい見せてよ。
って言ってるうちにオムレツが出来上がりました。 スープはお湯を入れるだけ。
うーん、これで今朝はオッケー。 出掛けましょうか。
アパートから出ると外は猛吹雪。 でもまあ何とかなりそうね。
市役所に着きまして障害福祉課を目指します。 玄関は雪に埋もれてますけど、、、。
「おっはようございまーーーーーーす。」 眠そうなお兄さんたちに気合を入れて差し上げますわ。
こんな暖かい部屋に居たら眠くなるわよねえ。 ねえ、高橋君?
隣で眠そうにしている高橋義正君の脇に思い切り指を刺してやります。 「いてえ!」
「目 覚めたでしょう?」 「うーーーん、ひどいなあ。」
「何言ってんの? 寝てるから起こしてやったのよ。」 「それは分かるけど、、、。」
「さあさあ、皆さん お仕事を始めましょう。」 狸が入ってきた。
こいつさあ、暖かい所に座ると一気に寝ちゃうのよねえ。 なんとかしてよ。
そんなわけで午前中はまたまた会議ですわ。 障害認定をどうするかって話ね。
みんなさあ、資料だけ見てるけど本当に分かってて言ってるのかなあ? どっかの職員みたいに偉そうに喧嘩売らないでね。
それにしても長いなあ。 9時半に始まったのに1件しか片付いてないじゃない。 どうするのよ?
後でまた「責任者に一任するわ。」って私の所に持ってくるんでしょう? もっといい物を持ってきてよね。
たとえば縁談とか縁談とか縁談とか。 ねえ、奥田さん。
結局ね、5件の申請が出てたのに3件しか認められなかったわ。 後は私の仕事ねえ。
なんか中途半端に疲れた顔で食堂に行くのも嫌だなあ。 でも行かないとお腹が、、、。
食堂に飛び込んで空いているテーブルを見付けてようし、、、。 メニューを見ていたら原島さんが入ってきた。
2年前、私と一緒に環境課で働いていたお姉さん。 仲は良いのよ。
「あら、来たの? 珍しく一緒になったわねえ。」 「そうねえ。 総務課はどう?」
「変なのばかりで嫌になるわ。」 「何処も一緒か。」
「変なやつほど辞めないのよね。 文句ばかり言ってくるし出来は悪いし最悪だわ。」 「うちも同じ。 難しい仕事はぜーーーーんぶ私に丸投げするの。」
「それって虐めじゃないの?」 「とは思うけどさあ、言っても分からない人たちばかりだから、、、。」
原島直美さん もうすぐ30歳のお姉さんです。 マンションに住んでて男は要らないって頑張ってる。
私はボロアパートなのにさあ、、、。 後ろのテーブルが賑やかねえ。
目をやってみると狸と市長が焼そばを食べながら懇談してる。 「うちは職員が頑張ってくれてるから、、、。」
「ブ、、、。」 「どうしたの?」
「何でもない。 何でもない。」 まったくもう、変な所で笑わせないでよね。
さてさて気を取り直して親子丼を食べようかな。 熱々の丼ねえ。
私は化粧なんてしないからいいけどさあ、こってりおばさんなら嫌がるなあ これは。
ほんとに熱々なのよ。 頑張り過ぎ。
原島さんも親子うどんを食べながら汗を拭ってます。 暑いのよねえ、この建物。
「ここまで暑くしなくてもいいよ。」って何回も言ってるんだけど誰も聞いてくれないのよ。
おまけにさあ床もピカピカなやつにしようって言い出す始末だし、、、。 考えてよね。
あんな鏡みたいな床だったら私たちはスカートを履けないじゃない。 知らないで歩いてたらパンツ丸見えなのよ。
嫌らしいお兄さんたちにご奉公する気なんてサラサラ有りませんから。 当然でしょう?
私たちは見せ物ではないんですからね。
昼食を済ませて部署に帰ってきました。 暑いなあ。
「外から来る人たちのことを考えてよ。」って言われるけど今の世の中、凍り付くくらいに寒い思いをしている人は居ませんから。
あっと居たわ。 私の隣に。 ねえお寝坊さん。
昼からは書類の整理をしましょう。 1月も始まってまだまだ5日。
少ないだろうと思ったらそうでもないのよ。 去年からの積み残しが有るの。
ここのお兄さん方は素晴らしいくらいにお出来にならない方々でね、私がやらないと先に進まないの。
こんな人たちを回してこないでよ。 お願いだから。
なんか鼾が聞こえるなあ。 隣を見たら狸が寝てるじゃない。
思い切ってペンケースでぶっ叩いてやりました。 「グワ、何時?」
「もうすぐ2時ですけど。」 「まだ2時か。」
課長はのそのそと動き出しますが、、、。 あんたのおかげで私は休めないんだから考えてよね。
隣の机ではまたまた会議をやってます。 みんな眠そうねえ。
ああでもない、こうでもない、、、そうでもない、、、じゃあどうするのよ? はっきりしない人たちねえ。
「じゃあ、こうしましょうよ。」って言ったらそうだそうだって大合唱。 だからさあ、お兄さんたち もっと仕事してよ。
3時を過ぎたので部屋を抜け出しておトイレへ。 レディーもおトイレには行くのよ。
なぬ? そんなの分かってるって? 雰囲気読めない人ねえ。
そんでもってスッキリしたから手を洗っていたら白状を持ったお兄さんが女子トイレから出てきました。
(え? もしかして盗撮犯? 、なわけはないと思うけど、、、。) 恐る恐る聞いてみる。
「あの、、、すいません。 今、女子トイレから出てこられたんですけど、、、。」 「え? 女子トイレ?」
「知らなかったんですか?」 「まっすぐ行けば突き当りに有るよって言われたもんだから、、、。」
この人はどうやら社会福祉課に用事が有って来てたみたいね。 そこまで連れて行って課長さんを呼び出しました。
「この人、間違えて女子トイレに入ってたんですけど、、、。」 「ああ、すいません。 ここのトイレは分かりにくいからなあ。」
「課長さんの教え方が悪かったんじゃないの?」 「いえいえ、そんなことは、、、。」
「まっすぐ行けば有るって教えたんでしょう? まっすぐ行ったら女子トイレじゃないの。」 「まあまあ、これからは気を付けますから。」
「そうやって逃げたらまた同じことをやるでしょう?」 私と課長が言い合っていたらケースワーカーが割って入った。
「すいません。 教えたのはぼくなんです。」 「気を付けてくれる?」
「すいません。」 やっと終わって部署へ戻ると机の上に書類の山が、、、。
またまた私に全部丸投げしおったのか。 しゃあないなあ。
なんかさあ、この頃の私ってお母さんみたいになってない? 気のせいか。
というわけで5時半までにチェックを済ませてさあ帰りましょう! 雪ダルマになりそうだわーーーー。
さてさて買い物も済ませて家に帰ってきました。 寒い寒い寒い寒い。
ストーブとヒーターを点けましょう。 あっためないと死んじゃうわ。
え? 皮下脂肪が厚いから大丈夫だろう?
そんなこと無いのよ。 デブほど寒がりなのよ。ウフ、
さあさあ暖まってくるから夕食を作りましょう。 今日はうどんね。
天カスもたーーーっくさん買ってきたから入れちゃうわよ。 うーん、美味しそう。
シイタケとか葱とかトロロ昆布とか有る物を入れましょうねえ。
YouTubeは?っと、今夜は懐かしいシブがき隊の歌でも聞きましょうかね。
では皆様、後はゆっくりしたいからこの辺でおっしまーーーーーい。
フワーーー、今何時? あらあら6時半か。
速めに目が覚めちゃった。 疲れてたから思い切り熟睡しちゃったみたい。
じゃあ今日はオムレツとコーンスープで朝食を、、、。 フライパンを出しましょう。
私も一応は料理をするのよ。 下手だけどさあ。
いつかは誰かが迎えに来てくれるかなあ?って思って。 少女の儚い夢。
誰ですか? 「あんたの何処が少女だよ?」って笑ったのは。
いいじゃないの。 夢くらい見せてよ。
って言ってるうちにオムレツが出来上がりました。 スープはお湯を入れるだけ。
うーん、これで今朝はオッケー。 出掛けましょうか。
アパートから出ると外は猛吹雪。 でもまあ何とかなりそうね。
市役所に着きまして障害福祉課を目指します。 玄関は雪に埋もれてますけど、、、。
「おっはようございまーーーーーーす。」 眠そうなお兄さんたちに気合を入れて差し上げますわ。
こんな暖かい部屋に居たら眠くなるわよねえ。 ねえ、高橋君?
隣で眠そうにしている高橋義正君の脇に思い切り指を刺してやります。 「いてえ!」
「目 覚めたでしょう?」 「うーーーん、ひどいなあ。」
「何言ってんの? 寝てるから起こしてやったのよ。」 「それは分かるけど、、、。」
「さあさあ、皆さん お仕事を始めましょう。」 狸が入ってきた。
こいつさあ、暖かい所に座ると一気に寝ちゃうのよねえ。 なんとかしてよ。
そんなわけで午前中はまたまた会議ですわ。 障害認定をどうするかって話ね。
みんなさあ、資料だけ見てるけど本当に分かってて言ってるのかなあ? どっかの職員みたいに偉そうに喧嘩売らないでね。
それにしても長いなあ。 9時半に始まったのに1件しか片付いてないじゃない。 どうするのよ?
後でまた「責任者に一任するわ。」って私の所に持ってくるんでしょう? もっといい物を持ってきてよね。
たとえば縁談とか縁談とか縁談とか。 ねえ、奥田さん。
結局ね、5件の申請が出てたのに3件しか認められなかったわ。 後は私の仕事ねえ。
なんか中途半端に疲れた顔で食堂に行くのも嫌だなあ。 でも行かないとお腹が、、、。
食堂に飛び込んで空いているテーブルを見付けてようし、、、。 メニューを見ていたら原島さんが入ってきた。
2年前、私と一緒に環境課で働いていたお姉さん。 仲は良いのよ。
「あら、来たの? 珍しく一緒になったわねえ。」 「そうねえ。 総務課はどう?」
「変なのばかりで嫌になるわ。」 「何処も一緒か。」
「変なやつほど辞めないのよね。 文句ばかり言ってくるし出来は悪いし最悪だわ。」 「うちも同じ。 難しい仕事はぜーーーーんぶ私に丸投げするの。」
「それって虐めじゃないの?」 「とは思うけどさあ、言っても分からない人たちばかりだから、、、。」
原島直美さん もうすぐ30歳のお姉さんです。 マンションに住んでて男は要らないって頑張ってる。
私はボロアパートなのにさあ、、、。 後ろのテーブルが賑やかねえ。
目をやってみると狸と市長が焼そばを食べながら懇談してる。 「うちは職員が頑張ってくれてるから、、、。」
「ブ、、、。」 「どうしたの?」
「何でもない。 何でもない。」 まったくもう、変な所で笑わせないでよね。
さてさて気を取り直して親子丼を食べようかな。 熱々の丼ねえ。
私は化粧なんてしないからいいけどさあ、こってりおばさんなら嫌がるなあ これは。
ほんとに熱々なのよ。 頑張り過ぎ。
原島さんも親子うどんを食べながら汗を拭ってます。 暑いのよねえ、この建物。
「ここまで暑くしなくてもいいよ。」って何回も言ってるんだけど誰も聞いてくれないのよ。
おまけにさあ床もピカピカなやつにしようって言い出す始末だし、、、。 考えてよね。
あんな鏡みたいな床だったら私たちはスカートを履けないじゃない。 知らないで歩いてたらパンツ丸見えなのよ。
嫌らしいお兄さんたちにご奉公する気なんてサラサラ有りませんから。 当然でしょう?
私たちは見せ物ではないんですからね。
昼食を済ませて部署に帰ってきました。 暑いなあ。
「外から来る人たちのことを考えてよ。」って言われるけど今の世の中、凍り付くくらいに寒い思いをしている人は居ませんから。
あっと居たわ。 私の隣に。 ねえお寝坊さん。
昼からは書類の整理をしましょう。 1月も始まってまだまだ5日。
少ないだろうと思ったらそうでもないのよ。 去年からの積み残しが有るの。
ここのお兄さん方は素晴らしいくらいにお出来にならない方々でね、私がやらないと先に進まないの。
こんな人たちを回してこないでよ。 お願いだから。
なんか鼾が聞こえるなあ。 隣を見たら狸が寝てるじゃない。
思い切ってペンケースでぶっ叩いてやりました。 「グワ、何時?」
「もうすぐ2時ですけど。」 「まだ2時か。」
課長はのそのそと動き出しますが、、、。 あんたのおかげで私は休めないんだから考えてよね。
隣の机ではまたまた会議をやってます。 みんな眠そうねえ。
ああでもない、こうでもない、、、そうでもない、、、じゃあどうするのよ? はっきりしない人たちねえ。
「じゃあ、こうしましょうよ。」って言ったらそうだそうだって大合唱。 だからさあ、お兄さんたち もっと仕事してよ。
3時を過ぎたので部屋を抜け出しておトイレへ。 レディーもおトイレには行くのよ。
なぬ? そんなの分かってるって? 雰囲気読めない人ねえ。
そんでもってスッキリしたから手を洗っていたら白状を持ったお兄さんが女子トイレから出てきました。
(え? もしかして盗撮犯? 、なわけはないと思うけど、、、。) 恐る恐る聞いてみる。
「あの、、、すいません。 今、女子トイレから出てこられたんですけど、、、。」 「え? 女子トイレ?」
「知らなかったんですか?」 「まっすぐ行けば突き当りに有るよって言われたもんだから、、、。」
この人はどうやら社会福祉課に用事が有って来てたみたいね。 そこまで連れて行って課長さんを呼び出しました。
「この人、間違えて女子トイレに入ってたんですけど、、、。」 「ああ、すいません。 ここのトイレは分かりにくいからなあ。」
「課長さんの教え方が悪かったんじゃないの?」 「いえいえ、そんなことは、、、。」
「まっすぐ行けば有るって教えたんでしょう? まっすぐ行ったら女子トイレじゃないの。」 「まあまあ、これからは気を付けますから。」
「そうやって逃げたらまた同じことをやるでしょう?」 私と課長が言い合っていたらケースワーカーが割って入った。
「すいません。 教えたのはぼくなんです。」 「気を付けてくれる?」
「すいません。」 やっと終わって部署へ戻ると机の上に書類の山が、、、。
またまた私に全部丸投げしおったのか。 しゃあないなあ。
なんかさあ、この頃の私ってお母さんみたいになってない? 気のせいか。
というわけで5時半までにチェックを済ませてさあ帰りましょう! 雪ダルマになりそうだわーーーー。
さてさて買い物も済ませて家に帰ってきました。 寒い寒い寒い寒い。
ストーブとヒーターを点けましょう。 あっためないと死んじゃうわ。
え? 皮下脂肪が厚いから大丈夫だろう?
そんなこと無いのよ。 デブほど寒がりなのよ。ウフ、
さあさあ暖まってくるから夕食を作りましょう。 今日はうどんね。
天カスもたーーーっくさん買ってきたから入れちゃうわよ。 うーん、美味しそう。
シイタケとか葱とかトロロ昆布とか有る物を入れましょうねえ。
YouTubeは?っと、今夜は懐かしいシブがき隊の歌でも聞きましょうかね。
では皆様、後はゆっくりしたいからこの辺でおっしまーーーーーい。

