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数日後のお休みの日。

起きて私服に着替えていると、ドアのノックが聞こえてきた。



「舞彩。ちょっといい?」



わたしを呼ぶのは藍くんだ。


もしかして、部屋に入ってくるってこと……?

い、いまはだめかも……!



「藍くん、いま着替えてて……」



ちゃんと声をかけてくれてよかった。

カギしてなかったから……。


こんな姿を藍くんに見せられないよ。



「……ごめん。終わるまで待ってる」



少し焦った声がドア越しから返ってきた。

それが移ったのか、わたしも意識しちゃう。

壁があるとはいえ、着替えるのも恥ずかしい。


……でも、待たせちゃ悪いから早くしなきゃ!


スカートを履いて、フリル付きのブラウスに袖を通していると……。



「まーや! すいせーが……」

「ちょ、桃綺……!」