最近できたばかりというメンズ服屋さんに着くと、しゅんは大興奮していた

カジュアルとかロック系…ナチュラルにストリート…なんでもあるな

「しゅんの欲しいって思う服、選びなよ!」

「わかった!」

しゅんはあっという間にTシャツにジーンズ…カッターシャツなど手に取り始めた

「なぁ、この赤と黒のチェックもいいよな!これも買う!」

そういえばここメンズ服店だから男の人が沢山いるなー

「あまり選ぶとお金がならなくなるからね」

「わかった。じゃあこのくらいにしておく」

若い店員さんはニッコリ笑顔を向けてきたので、つられて私もにっこり笑った

「お兄さん、これください」

「分かりました!少しお待ちください」

しゅんが選んだ服は長袖Tシャツやベージュのジーンズ、短パンなど盛りだくさんだった

「これだけでいい!好きなもの買えて満足!」

紙袋を眺めながらしゅんは満足気に微笑んだ