「すず?」

「……しい」

「え?」

嬉しさのあまり私は泣き崩れて、言葉が上手く出てこなかった

「そ、そんなに嫌だったか?」

首を横にフルフルと振る

「そうじゃ、なく、て…ちょ、まって」

「ゆっくりでいい、返事聞かせて?」

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「ごめん、やっと落ち着いた。あのね、いやで泣いてたんじゃなくて、嬉しくて泣いてたの!」

「う、嬉しい?」

「うん、わ、私もしゅんのことが好きだから、猫のしゅんじゃなくて今のしゅん、かっこよくて普通の男の子なしゅんのことが大好き」

い、言えた

言えたのと同時に私の顔は赤くなっていく

「あ、あの…えーと…わっ、しゅん!」

「やべーすげー嬉しい。もしすずに嫌われてたらどうしようかと思っちゃった。すずも俺と同じ気持ちで嬉しい」

しゅんの心臓…すごいドキドキ言ってる