学校が始まると再びしゅんは女子に囲まれた

まぁ、しゅん…イケメンだし運動神経抜群だし

囲まれるのもわかるけどさっきから心臓がズキズキする

なにこれ?

「すーずー…おはよう〜、あれ?浮かない顔してどーしたの?」

「あ、智風。おはよう!そんな元気ないような顔してた?」

「うん、なんか…心臓が痛いんだけどこれなに?」

私は智風を誰も来ない非常階段に連れていくと、話し始める

しゅんが女子たちに囲まれてるのをみると心臓ズキズキすることを話したら、智風の顔は何故かにやにやし始めた

も〜真面目に話してるのに

わざと拗ねると智風は私の肩を抱き寄せた

「すず、それは"恋"だよ」

「"恋"?」

今まで恋なんてしたことがないから知らないことが多くて

自称恋愛マスターと名乗ってる智風は頼りになるお姉さん