「お呼びでしょうか、エメラルドクイーン。」
「よく来てくれました、プリンセスレイ、プリンスツバサ。」
「何か御用でしょうか。」
「非常事態が起こりました。
ダイヤモンドプリンセスに危機が迫っています。
そこで今ある力を使い切り、自立覚醒を行いたいと思っています。」
「待ってください、クイーン。
そうなると貴方様が、また深い眠りについてしまう。
ダイヤモンドクイーンの死の時、巨大シールドを貼って眠ってからやっと目覚めたというのに。」
「いいのです、レイ。
私はそれでも全てをあの子に託すと決めたのです。
今はダイヤモンドプリンセスを救うことが最優先です。」
あの時私は、あなたに全てを託し守り続けると決めていたのに、助けるどころか、犠牲にさせてしまった。
あなたは死んではならないのを知っていながら、、、。
ごめんなさい、アコ。
今はこれで許して。