怖い夢を見た。
これは昔の話なのか?
ベージュブラウンの色の高貴な女性、、見たことある。
助けを求めてるのか?
ん?刃?
「シアン!シアン!シアーン!」
誰かがあたしを呼んでる?
あなたは、誰なの?

気がついたら、見たことがある天井が目に入った。
希空くんの家で寝ていたらしい。
顔が濡れている、。
涙?あたし、泣いてたの?
「気がついたか、。」
「…うん。」
「泣きながら寝てたけど、変な夢でも見てたのか?」
「…分からない。もう忘れちゃった。」
「この間はごめんな。
俺、助けに行けなくて。
でもエメラルドクイーンに呼ばれていたんだ。
助けに行けなくてほんとにごめん。」
「仕方ないよ、、あたしも夜一人で帰ってたの悪いしね。」
「怖い思いをさせてほんとにごめん。」
希空くんはあたしをハグしてくれた。
それはとっても暖かった。
なんでこんなに幸せなんだろ。

「それで、なんでエメラルドクイーンの所にいたかの話なんだけど、、。
殺害予告が、エメラルドクイーンとダイヤモンドプリンセスに来てたんだ。」
「殺害予告!?」
「多分闇のものたちによるものだと思うが、これからより注意しなければならない。」
「そっか、、。」


ダークレア本拠地。
「また取り逃がしたのか。」
「瀕死の状態まで追い込んだのですが、癒しの力で復活したものと。」
「それじゃ意味ないじゃないのw
あの二人を殺して、始めて闇の支配が始まるのに。
ほんと雑魚しかおらんわ。」
「でもご安心を。
ダイヤモンドプリンセスに呪いの毒を入れておきましたので、戦力は一気に弱まると。」
「ふっ、よくやった。次は殺せ。」
「はっ!」



end…