陶器のように透き通った色白の肌。触ったらマシュマロのように柔らかそうなピンク色に染まった小さな頬。
どこまでも完璧な彫刻のようなその顔は、その子を少年と言うにはあまりにも言い難いほど、異常に綺麗だ。
『…っあ!りといた!良かったぁ〜』
『はぁ…、おれの側を離れんなって命令したばっかだろ。もうどこにも行くな、心配させるな』
心底安心しきった声を吐き出して、その少年は大切なものを優しく包み込むような手つきで、その少女を抱きしめた。
『あははっ、りと心配した?あやがいなくなってあせった?』
『………』
にこにこと笑顔を浮かべる少女を、眉をしかめて怖い顔で見つめる少年。
『───…お前、あんま調子に乗んな』
突如、冷酷な声がその少女に向けて放たれた。
先程までにこにこと嬉しそうに笑っていた少女は、すぐに顔を真っ青にさせて、恐怖からか顔を俯けた。
……その時。



