始まりが始まりだけに
フレイアは個人的にはヴァールに苦手意識があったが、
物事が落ち着いた今、
客観的にヴァールのことを見てみると
非常に魅力的な女性だと思わずにいられない。
美人で頭が良く、
いつも堂々としていて社交も卒なくこなす。
自分なんかよりよっぽど
王妃としての素質がある人だと
フレイアは思っていた。
自分が王妃であるせいで
側妃という立場に甘んじさせているのを
フレイアは申し訳なさでいっぱいだった。
「私もヴァール様はとても魅力的な方だと思っています。私が男だったらきっと一目惚れしてしまったでしょう。でも高嶺の花すぎて遠くから見つめることしかできないでしょうね。」
「今まで私の身近にいた女性といえば、過激な性格の母に、薬物中毒の長姉と無気力で人形の様な次姉の3人だろう。あれほど華やかで美しく、溌剌とした女性がいるなんて衝撃だったよ。会話もとても弾んで、初めて女性といて楽しいと思ったよ。」
いつになく饒舌に語るヴィーザルの頬は
こころなしか紅潮している様に見えた。
「でもお兄様、残念ながらヴァール様は、、、」
「いや、分かっている。そうなんだよ。ヴァール殿が独身でないことは重々承知している。その、こういうことをフレイアに聞くのもどうかと思うのだが、、、」
フレイアは個人的にはヴァールに苦手意識があったが、
物事が落ち着いた今、
客観的にヴァールのことを見てみると
非常に魅力的な女性だと思わずにいられない。
美人で頭が良く、
いつも堂々としていて社交も卒なくこなす。
自分なんかよりよっぽど
王妃としての素質がある人だと
フレイアは思っていた。
自分が王妃であるせいで
側妃という立場に甘んじさせているのを
フレイアは申し訳なさでいっぱいだった。
「私もヴァール様はとても魅力的な方だと思っています。私が男だったらきっと一目惚れしてしまったでしょう。でも高嶺の花すぎて遠くから見つめることしかできないでしょうね。」
「今まで私の身近にいた女性といえば、過激な性格の母に、薬物中毒の長姉と無気力で人形の様な次姉の3人だろう。あれほど華やかで美しく、溌剌とした女性がいるなんて衝撃だったよ。会話もとても弾んで、初めて女性といて楽しいと思ったよ。」
いつになく饒舌に語るヴィーザルの頬は
こころなしか紅潮している様に見えた。
「でもお兄様、残念ながらヴァール様は、、、」
「いや、分かっている。そうなんだよ。ヴァール殿が独身でないことは重々承知している。その、こういうことをフレイアに聞くのもどうかと思うのだが、、、」



