団長が眼帯の位置を直しつつルテに視線を飛ばすが、ルテは首を振った。 「癒し手は基本的に両手で患者に触れて魔力を流し込み、自己回復を促すわ。やってみたけどサーシャに効果は薄かった。他の方法を検討中よ」 納得したと団長はゆっくり頷いたが、レオナルドは形の良い片眉を高く上げて怪訝そうにした。 「魔力をそのまま食わせばいいだろ。俺がやってやるよ」 レオナルドが誰の意見も求めないまま、サーシャの上に覆いかぶさって、 唇にキスし始めた。