「サーシャ、お前すごいな!マジ助かった!」

「お役に立てて良かったです!」


任務完了したサーシャの頭をレオナルドがぐっしゃぐしゃになるまで大きくてぶ厚い手で撫でてくれた。サーシャはついついレオナルドの美顔を観察してしまう。


「レオさんの青い目って大きすぎず、小さすぎず、均整が取れてて美!笑って目が細くなっても愛嬌が滲んでさらに美!」

「お前、俺の顔すごい好きだな。正直過ぎ」


レオナルドが綺麗な顔を崩して、ニッカリ大きな笑顔をくれる。完璧な美顔が無防備に崩れる様子に、サーシャの胸がキュンと鳴いてしまった。


(あ、また1回目)