驚きと昂りが収まらず薄紅色に染まるサーシャと手を繋いだレオナルドが、顔を緩ませてくしゃっと笑う。結婚式に臨む彼女は上から下まで全部愛い。 愛する人だけに向けたレオナルドの優しい笑顔を横から目撃した親衛隊たちは卒倒する横で、酒を片手にがんがん寄ってきた騎士団員たちが大いにはやし立てた。 立会人はこのホールの全員だ。 「では、結婚式の誓いキッスお願いしまっス!」 「はい、皆さんご一緒にー!」 「「「キス!KISS!キス!」」」