サーシャは今までレオナルドの戦闘をおんぶされて見てきた。どの戦闘であってもレオナルドは瞬殺で勝ってきた。 なのに、この相手はレオナルドと同じ竜巻を操りもう何分もレオナルドと渡り合っている。相手も只者ではない。 「カルラン様、レオさんを守ってください」 サーシャが両手を組み合わせて、いるのかもわからない神獣様に祈る。 サーシャが必死で祈って空を仰いでいると、空から人が降ってきた。ドサッと大きな音を立てて地に落ちたのは銀髪を血に染めたレオナルドだった。 「レオさん!」