レオナルドの真っ青な瞳が熱っぽくサーシャを見つめていて、目力で好きだと言われ続けている。
彼の手はサーシャに触れたがり、目を合わせるために腰を屈め、危険があればレオナルドが率先して守る。
レオナルドが本気でサーシャを好きだと認識を改めてみると、レオナルドは全身全てからサーシャが好きだと信号を発しているのに気がつく。
サーシャは熱が上がって喉がヒリヒリ焼けそうだった。
ハイの一言だけでいいはずなのに、喉がヒリヒリで固まってしまうとレオナルドがどんどん焦れる。
「わかった。じゃあ頷くよりもっと簡単にしよう。俺のくちばしにお前のくちばし、ぶつけて」



