グイッ。 「えっ、何」 突然腕を掴まれて後ろに引っ張られた。 「やだよっ。伊都が他の人にとられんのっ」 「へっ?」 顔を真っ赤にしてそう告げてきた楓騎に間抜けな声が出てしまう。 なん、それ。 「なんよ、それ」 「わかんねぇよっ。なんか分かんねぇけどっ・・・・・・嫌、だった」 「は、はぁ」 「・・・・・・〜っ!そ、それだけっ!おやすみ!」 そう言って先々行って家に入ってしまった楓騎。 「なに・・・・・・それ」 空麻に告白された時より、頬が熱い。 私と楓騎はただの幼馴染のはずなのに。