「はい!オッケーです」
川原がカメラを止め、恵真はホッとして小さく息をつく。
「倉科キャプテン、さすがの進行ぶりですね。とっても良かったです。また凄い数のいいね!がもらえそう」
嬉しそうな川原に、恵真は控えめに声をかける。
「あの、川原さん。編集よろしくお願いします。色々ばっさりカットしてくださいね」
「えー、全然そんな所見当たらなかったわよ。このまま使えると思うわ。ねえ?キャプテン」
「うん、恵真ちゃんの困った顔も可愛かったしね。またファンが増えちゃうよ。コメントが楽しみだな。亜紀ちゃん、これいつアップするの?」
「なるべく早く上げますね。これから急いでテロップをつけるので明日中には」
「えっ、あの…」
その前にチェックさせてはもらえないでしょうか?と言いかけた恵真は、楽しげに盛り上がる倉科と川原の会話に口を挟む事が出来ずに、むなしく挙げた手を引っ込めた。
川原がカメラを止め、恵真はホッとして小さく息をつく。
「倉科キャプテン、さすがの進行ぶりですね。とっても良かったです。また凄い数のいいね!がもらえそう」
嬉しそうな川原に、恵真は控えめに声をかける。
「あの、川原さん。編集よろしくお願いします。色々ばっさりカットしてくださいね」
「えー、全然そんな所見当たらなかったわよ。このまま使えると思うわ。ねえ?キャプテン」
「うん、恵真ちゃんの困った顔も可愛かったしね。またファンが増えちゃうよ。コメントが楽しみだな。亜紀ちゃん、これいつアップするの?」
「なるべく早く上げますね。これから急いでテロップをつけるので明日中には」
「えっ、あの…」
その前にチェックさせてはもらえないでしょうか?と言いかけた恵真は、楽しげに盛り上がる倉科と川原の会話に口を挟む事が出来ずに、むなしく挙げた手を引っ込めた。



