「それでは続いてのご質問は、私も参加させて頂きます。えーっと『ズバリ!パイロットはモテますか?』あはは、これはどうでしょう?藤崎さん」
「私はまったくモテませんが、倉科キャプテンはおモテになります」
倉科が思わず吹き出して笑う。
「ちょ、ちょっと色々ツッコミ入れていいかな?私はそんなにおモテになりませんよ。おモテって言葉が合ってるのかも気になりますが…」
「いいえ、倉科キャプテンがおモテにならない訳はありません。私は実際に現場を見ております」
真顔で言い切る恵真に、倉科はタジタジになる。
「なんだか暴露されそうなのでこの辺で…。あとは皆様のご想像にお任せ致します。えー、次は『パイロットになって良かった事は?』これは何かありますか?藤崎さん」
「はい、たくさんあります。憧れていたパイロットになれた事も嬉しかったですが、何よりも、大切な仲間や先輩方に出会えた事は私の財産になりました。まだまだ新米の私に、皆さんとても優しく親身になって指導してくださいます。その事に日々感謝して、少しでも先輩方に近づけるよう、努力し続けなければと思っています」
すると倉科が、カメラに向かって内緒話をするように片手を口元にやり、声のトーンを落とした。
「そんなこと言ってますが、実は藤崎さんは顔に似合わず、かなりの腕前なんですよ。涼しい顔して男前な操縦します」
お、男前ー?!と、恵真は目を見開く。
「倉科キャプテン。男前とは一体…」
「あはは!いや、失礼。操縦している時の藤崎さんも、素敵ですよ」
恵真は眉毛をハの字に下げて戸惑った。
「困った表情もいいですが、藤崎さんはやはり操縦桿を握っている時が1番魅力的です。皆様、ぜひ藤崎さんが乗務する飛行機に乗りに来てくださいね!」
もはや話についていけなくなった恵真をよそに、倉科は話をまとめる。
「それでは今日はこの辺で。この動画を気に入って頂けましたら、高評価やコメントをどうぞよろしくお願い致します。ご覧頂きありがとうございました」
「ありがとうございました」
倉科に続いて恵真も慌てて頭を下げ、二人でカメラに向かって手を振った。
「私はまったくモテませんが、倉科キャプテンはおモテになります」
倉科が思わず吹き出して笑う。
「ちょ、ちょっと色々ツッコミ入れていいかな?私はそんなにおモテになりませんよ。おモテって言葉が合ってるのかも気になりますが…」
「いいえ、倉科キャプテンがおモテにならない訳はありません。私は実際に現場を見ております」
真顔で言い切る恵真に、倉科はタジタジになる。
「なんだか暴露されそうなのでこの辺で…。あとは皆様のご想像にお任せ致します。えー、次は『パイロットになって良かった事は?』これは何かありますか?藤崎さん」
「はい、たくさんあります。憧れていたパイロットになれた事も嬉しかったですが、何よりも、大切な仲間や先輩方に出会えた事は私の財産になりました。まだまだ新米の私に、皆さんとても優しく親身になって指導してくださいます。その事に日々感謝して、少しでも先輩方に近づけるよう、努力し続けなければと思っています」
すると倉科が、カメラに向かって内緒話をするように片手を口元にやり、声のトーンを落とした。
「そんなこと言ってますが、実は藤崎さんは顔に似合わず、かなりの腕前なんですよ。涼しい顔して男前な操縦します」
お、男前ー?!と、恵真は目を見開く。
「倉科キャプテン。男前とは一体…」
「あはは!いや、失礼。操縦している時の藤崎さんも、素敵ですよ」
恵真は眉毛をハの字に下げて戸惑った。
「困った表情もいいですが、藤崎さんはやはり操縦桿を握っている時が1番魅力的です。皆様、ぜひ藤崎さんが乗務する飛行機に乗りに来てくださいね!」
もはや話についていけなくなった恵真をよそに、倉科は話をまとめる。
「それでは今日はこの辺で。この動画を気に入って頂けましたら、高評価やコメントをどうぞよろしくお願い致します。ご覧頂きありがとうございました」
「ありがとうございました」
倉科に続いて恵真も慌てて頭を下げ、二人でカメラに向かって手を振った。



