「いやー、何が何だかまだ不思議な気分だけど。とにかく無事に終わって良かったな、ハネムーンフライト」
「そうですね。一体どんなフライトなのかと身構えましたけど、いつも通りに運航出来て良かったです」
フライトバッグを引きながら、二人はホテルの部屋へと向かっていた。
「それにしても、ステイ先のホテルは1部屋でいいですよね?なんて…。ちゃっかり節約出来て、会社としてはいいよな」
「ふふ、確かにそうですね」
部屋番号を確かめてドアの前に立つと、大和はルームカードをかざす。
ピッとランプがグリーンに変わり、大和がドアを押し開けた。
「え、ええー?!」
急に大きな声を上げる大和に驚いて、何事かと恵真もうしろから部屋の中を覗き込む。
「えええーー?!」
大和よりも更に大きな声で恵真も驚く。
「こ、このお部屋…」
広々としたリビングルームには、ふかふかのソファ。
その横には大きなダイニングテーブルがあり、豪華な花とフルーツの盛り合わせが置かれていた。
奥のテラスからは、ワイキキの青い海と空がパノラマ写真のように広がっている。
そして大きなキングサイズベッドの上には、プルメリアの花を並べてハートが描かれていた。
「これは、ハネムーンカップルの為のお部屋?」
「だろうな。いやー、会社も粋な事してくれるねー」
「大和さんったら。さっきは、ちゃっかり節約して、なんて言ってたのに」
「あはは!そうだな、悪かったよ。前言撤回。有り難く新婚気分を味わわせてもらおう」
「うふふ、はい」
「そうですね。一体どんなフライトなのかと身構えましたけど、いつも通りに運航出来て良かったです」
フライトバッグを引きながら、二人はホテルの部屋へと向かっていた。
「それにしても、ステイ先のホテルは1部屋でいいですよね?なんて…。ちゃっかり節約出来て、会社としてはいいよな」
「ふふ、確かにそうですね」
部屋番号を確かめてドアの前に立つと、大和はルームカードをかざす。
ピッとランプがグリーンに変わり、大和がドアを押し開けた。
「え、ええー?!」
急に大きな声を上げる大和に驚いて、何事かと恵真もうしろから部屋の中を覗き込む。
「えええーー?!」
大和よりも更に大きな声で恵真も驚く。
「こ、このお部屋…」
広々としたリビングルームには、ふかふかのソファ。
その横には大きなダイニングテーブルがあり、豪華な花とフルーツの盛り合わせが置かれていた。
奥のテラスからは、ワイキキの青い海と空がパノラマ写真のように広がっている。
そして大きなキングサイズベッドの上には、プルメリアの花を並べてハートが描かれていた。
「これは、ハネムーンカップルの為のお部屋?」
「だろうな。いやー、会社も粋な事してくれるねー」
「大和さんったら。さっきは、ちゃっかり節約して、なんて言ってたのに」
「あはは!そうだな、悪かったよ。前言撤回。有り難く新婚気分を味わわせてもらおう」
「うふふ、はい」



