「チャーリー、チャーリー、チャーリー、ねぇまだなの? チャーリー、きいているの? この前、もう待ちきれないって言ったわよね? どれだけ待たせたら気がすむの?」
「イ、イザベル? いったいどういうつもりだ? いいかげんにしない……」
「それはこちらの台詞よ。嘘ばっかりついて、もっと誠意をみせてくれてもいいじゃない」
「だからそれは……」

 とんでもないことになってしまった。

 こんなところに乗り込んでくるなんて……。

 いてはいけない。とりあえず、ここにいてはいけない。