この日、わたしは最大のピンチに遭遇した。というよりか、最大かつ最悪な状況に陥った。

 ついに対決することになったのである。

 例のレディが、つまりチャーリーの愛する人が乗り込んできたのだ。

 この日もまた、執務室で慌ただしくランチをとっていた。

 最近、ランチについてはまともに食べる時間がない。執務室でサンドイッチやスイーツを頬張る程度。それでも、大満足である。忙しいことはいいことだから。