慣例通り、チャーリーとともに神妙に頭を垂れる。

 王妃がチャーリーとわたしのことを伝え、チャーリーに続いてわたしも挨拶をした。

 チャーリーはもちろんのこと、わたしもアドバイスをしてもらいながら考え抜いた挨拶文をよどみなく、しかも完璧にそらんじることが出来た。

 参加者たちは、ことあるごとにざわめいている。

 それから、食事をしたり踊ったりという時間になった。