ココには,どんな侮辱に思えたことだろう。
あんなに真剣な思いを,こんなやつに笑われるなんて。
「『そんなのは関係ない。友達としてでも仲間としてでも,アイザに目を瞑れない』。僕はあしらった。"なら君がジョセフィーネの代わりに来ればいい"。たった1度そうすれば大事にはしないし,大人しくしている」
ぞわりと僕の全身の毛が粟立った。
やはり木の上を選んで正解だと思う。
僕は自分を守るためにここにいるんじゃなくてアイザを殺さないようにここにいるだけ。
「そう,僕はあしらっただけなんだよ。なのに,夜になったら本当にくるんだもん。その瞬間,また思った。ああこれは相当めんどくさい」
「だから,殺したのか?」



