教室に一人なのを良いことに、机の上に仰向けに寝転がった。 空いている窓からは、少し蒸し暑く生ぬるい風が入ってくる。 扇風機がかかっていても額に汗が滲んで、首には髪の毛が引っ付いて気持ち悪い。 蓮斗はいつ戻ってくるかな。 机の横のフックに足を引っ掛けて遊んでいると、誰かの笑い声が聞こえた。 「見えてるけど。それわざと?」 勢いよく飛び起きると、蓮斗が教室の扉にもたれかかってニヤけていた。 やばい。スカートの中を見られた。