☆☆☆
それから10分ほど経つと次々と生徒たちが登校してきていた。
そろそろホームルームが始まる時間だ。
担任の小高太一はいつもホームルームで小言を言うから正直好きじゃない。
あんな風に生徒のことをネチネチ攻撃してくる先生はきっと、仕事がうまく言っていないとか、家庭で問題を抱えていてその憂さ晴らしをしているに違いない。
そんな小高がもう少しで教師面してやってくるのだと思うとまた気が滅入ってくる。
けれどホームルームに参加しないわけにもいかないので、教室へ戻るのことにした。
しかし……。
「あれ?」
教室とベランダをつないでいるドアが開かないのだ。
押したり引いたりしてみてもひくともしない。
まさか、鍵をかけられた!?
時々いるのだ。
ベランダに誰かいるか確認せずに鍵をかけてしまう生徒だ。
私は焦り、ドアをノックする。
それから10分ほど経つと次々と生徒たちが登校してきていた。
そろそろホームルームが始まる時間だ。
担任の小高太一はいつもホームルームで小言を言うから正直好きじゃない。
あんな風に生徒のことをネチネチ攻撃してくる先生はきっと、仕事がうまく言っていないとか、家庭で問題を抱えていてその憂さ晴らしをしているに違いない。
そんな小高がもう少しで教師面してやってくるのだと思うとまた気が滅入ってくる。
けれどホームルームに参加しないわけにもいかないので、教室へ戻るのことにした。
しかし……。
「あれ?」
教室とベランダをつないでいるドアが開かないのだ。
押したり引いたりしてみてもひくともしない。
まさか、鍵をかけられた!?
時々いるのだ。
ベランダに誰かいるか確認せずに鍵をかけてしまう生徒だ。
私は焦り、ドアをノックする。



