☆☆☆
小高の評判は相変わらず悪かったけれど、まさか盗撮魔だなんて誰も思っていないようだ。
自分だけが知っている重大な真実に気分がよくなってくる。
この日も、3時間目に体育の授業が入っていた。
「体育めんどくさぁい」
「だよね」
友人らと固まってダラダラ歩き、文句を呟く女子生徒たち。
私は体操着の入った服を持ってその後ろから無言でついて歩く。
誰も私の存在に気がついていない。
時たま視線がぶつかったとしても、誰とも会話しない。
それが私の日常だった。
私はまるで透明人間だ。
誰からも認識されずに生活を続けている。
そんな透明人間に進んでなりたいと思ったわけじゃない。
気がつけば、いつからかそうなっていた。
小学校低学年の頃にはまだ友達がいたはずだ。
遠い記憶の中に、休憩時間に鳴る度に遊んでいた友達の顔が浮かんでくる。
けれど、その子は小学校3年生の頃引っ越して行ってしまったのだ。
私にとっては唯一の友達で、1番の親友でもあった。
そんな親友を失ってしまった私は、そこからどうやって友達を作ればいいのかわからなくなってしまった。
小高の評判は相変わらず悪かったけれど、まさか盗撮魔だなんて誰も思っていないようだ。
自分だけが知っている重大な真実に気分がよくなってくる。
この日も、3時間目に体育の授業が入っていた。
「体育めんどくさぁい」
「だよね」
友人らと固まってダラダラ歩き、文句を呟く女子生徒たち。
私は体操着の入った服を持ってその後ろから無言でついて歩く。
誰も私の存在に気がついていない。
時たま視線がぶつかったとしても、誰とも会話しない。
それが私の日常だった。
私はまるで透明人間だ。
誰からも認識されずに生活を続けている。
そんな透明人間に進んでなりたいと思ったわけじゃない。
気がつけば、いつからかそうなっていた。
小学校低学年の頃にはまだ友達がいたはずだ。
遠い記憶の中に、休憩時間に鳴る度に遊んでいた友達の顔が浮かんでくる。
けれど、その子は小学校3年生の頃引っ越して行ってしまったのだ。
私にとっては唯一の友達で、1番の親友でもあった。
そんな親友を失ってしまった私は、そこからどうやって友達を作ればいいのかわからなくなってしまった。



