「ラジオ?」
風翔の言葉に首をかしげる。
「そう。軽快な音楽に男性DJの声がした。でもラジオなんてつけてなかったんだ。音の出どころを探してみると、どうやら自分の脳内に直接聞こえてきているらしいってわかった」
風翔の言葉に私は唾を飲み込んだ。
知らない間に喉がカラカラに乾いている。
嫌な予感が全身を支配して、思うように足が前へ進んでくれない。
「DJは不穏ラジオだって言ってた」
「嘘! 昨日の放送はなかったはず!」
こらえきれずに怒鳴っていた。
途端に留伊がナイフを押し付けてくる手に力を込める。
「やっぱり、お前もあれを聞いてたんだな。それで、みんなの弱みを知ったんだ」
私は下唇を噛み締めて風翔を睨みつけた。
「どうやらあれは特定の人間にしか聞こえないみたいだった」
「私にはずっと聞こえてた。だけど昨日は聞こえなかったから番組は休みだったはず」
もうごまかすことは不可能だ。
私は風翔を睨みつけた。
「それは違う。番組はちゃんと放送された。ただ、周波数が変わったんだ」
「周波数……?」
聞いてから背筋がゾッと寒くなった。
ラジオは周波数が合わないと番組を聞くことができない。
ザーザーと不快な音しか聞こえてこない局も多く存在している。
風翔の言葉に首をかしげる。
「そう。軽快な音楽に男性DJの声がした。でもラジオなんてつけてなかったんだ。音の出どころを探してみると、どうやら自分の脳内に直接聞こえてきているらしいってわかった」
風翔の言葉に私は唾を飲み込んだ。
知らない間に喉がカラカラに乾いている。
嫌な予感が全身を支配して、思うように足が前へ進んでくれない。
「DJは不穏ラジオだって言ってた」
「嘘! 昨日の放送はなかったはず!」
こらえきれずに怒鳴っていた。
途端に留伊がナイフを押し付けてくる手に力を込める。
「やっぱり、お前もあれを聞いてたんだな。それで、みんなの弱みを知ったんだ」
私は下唇を噛み締めて風翔を睨みつけた。
「どうやらあれは特定の人間にしか聞こえないみたいだった」
「私にはずっと聞こえてた。だけど昨日は聞こえなかったから番組は休みだったはず」
もうごまかすことは不可能だ。
私は風翔を睨みつけた。
「それは違う。番組はちゃんと放送された。ただ、周波数が変わったんだ」
「周波数……?」
聞いてから背筋がゾッと寒くなった。
ラジオは周波数が合わないと番組を聞くことができない。
ザーザーと不快な音しか聞こえてこない局も多く存在している。



