『死ね死ね死ね死ね死ね死ね。まじで、死んでくれ』
これだけ願掛けしたのだから、少しくらいは相手に届いてもいいと思う。
それから毎日毎日お菓子を食べている春菜のことも好きにはなれない。
基本的には悪い子ではないのだと思うけれど、ベランダで私を見つけて笑ったのは許せない。
『クソデブのくせに、人のこと笑ってんじゃねぇよ!』
『柔らかくて女性らしい体型だなんて勘違いしてんじゃねぇよ』
なにもかもが気に入らない。
今回のクラスだけじゃない。
1年生のクラスのときも、中学時代までさかのぼってみてもまともなクラスなんてひとつもなかった。
誰もこれもバカばっかりで、時々正広みたいな人が現れても勇気を持っていないようで私に告白してこない。
「みんなクズばっかり」
口に出して呟き、私は盛大なため息を吐き出したのだった。
これだけ願掛けしたのだから、少しくらいは相手に届いてもいいと思う。
それから毎日毎日お菓子を食べている春菜のことも好きにはなれない。
基本的には悪い子ではないのだと思うけれど、ベランダで私を見つけて笑ったのは許せない。
『クソデブのくせに、人のこと笑ってんじゃねぇよ!』
『柔らかくて女性らしい体型だなんて勘違いしてんじゃねぇよ』
なにもかもが気に入らない。
今回のクラスだけじゃない。
1年生のクラスのときも、中学時代までさかのぼってみてもまともなクラスなんてひとつもなかった。
誰もこれもバカばっかりで、時々正広みたいな人が現れても勇気を持っていないようで私に告白してこない。
「みんなクズばっかり」
口に出して呟き、私は盛大なため息を吐き出したのだった。



