私はニッコリ笑って首をかしげる。
とにかく風翔の弱みを握っておいて損はないと思っただけだ。
これを利用するとすれば、今思い浮かんでくることは一つだけ。
「なんだよ、その笑顔……」
風翔は私の笑顔に怯えて一歩後ずさりをした。
「黙っててあげるから、私のお願いを聞いてほしい」
「お願い?」
「そう。クラスメートの正広について調べてほしいの」
その言葉に風翔はまばたきを繰り返す。
ここで正広の名前が出てくるとは思っていなかったんだろう。
「どうして?」
「誰にでも弱みはあるものでしょう? 私は正広の弱みが知りたいの」
「でも、あいつに弱みがあるとは思えないけど……」
成績優秀で、生活態度も悪くない。
誰にでも優しい正広に弱みがあるようには見えないんだろう。
私もそう思う。
だけど不穏ラジオを聞いているとどんな人間にでも不穏要素があるとわかってきた。
風翔だってその1人だ。
まさか鳥殺しの犯人だなんて、誰も思わないだろう。
とにかく風翔の弱みを握っておいて損はないと思っただけだ。
これを利用するとすれば、今思い浮かんでくることは一つだけ。
「なんだよ、その笑顔……」
風翔は私の笑顔に怯えて一歩後ずさりをした。
「黙っててあげるから、私のお願いを聞いてほしい」
「お願い?」
「そう。クラスメートの正広について調べてほしいの」
その言葉に風翔はまばたきを繰り返す。
ここで正広の名前が出てくるとは思っていなかったんだろう。
「どうして?」
「誰にでも弱みはあるものでしょう? 私は正広の弱みが知りたいの」
「でも、あいつに弱みがあるとは思えないけど……」
成績優秀で、生活態度も悪くない。
誰にでも優しい正広に弱みがあるようには見えないんだろう。
私もそう思う。
だけど不穏ラジオを聞いているとどんな人間にでも不穏要素があるとわかってきた。
風翔だってその1人だ。
まさか鳥殺しの犯人だなんて、誰も思わないだろう。



