周囲に生徒たちの姿はない。
遠く離れたグラウンドから体育会系の生徒たちの声が聞こえてくるだけだ。
風が強く吹いて私の前髪を揺らした。
「実は私っ。ずっと正広くんのことが好きでした。付き合ってください!」
少したどたどしかったかもしれないけれど、一気に伝えることができた。
呼吸を止めて正広の様子を伺う。
正広は驚いたように目を丸くしていた。
その様子じゃ私の気持ちには全然気がついていなかったみたいだ。
「驚いたな……」
そう呟いて頭をかいている。
私は緊張から何度も唾を飲み込んで正広の返事を待った。
正広の顔は少しだけ赤らんでいる。
「正直びっくりしたよ、大人しい麻衣子ちゃんが、俺のことそんな風に思ってるなんて知らなかったから」
「め、迷惑かな?」
「迷惑なんてことないよ。でも、ただ……」
正広の視線が泳ぐ。
言いにくそうに表情を歪める。
遠く離れたグラウンドから体育会系の生徒たちの声が聞こえてくるだけだ。
風が強く吹いて私の前髪を揺らした。
「実は私っ。ずっと正広くんのことが好きでした。付き合ってください!」
少したどたどしかったかもしれないけれど、一気に伝えることができた。
呼吸を止めて正広の様子を伺う。
正広は驚いたように目を丸くしていた。
その様子じゃ私の気持ちには全然気がついていなかったみたいだ。
「驚いたな……」
そう呟いて頭をかいている。
私は緊張から何度も唾を飲み込んで正広の返事を待った。
正広の顔は少しだけ赤らんでいる。
「正直びっくりしたよ、大人しい麻衣子ちゃんが、俺のことそんな風に思ってるなんて知らなかったから」
「め、迷惑かな?」
「迷惑なんてことないよ。でも、ただ……」
正広の視線が泳ぐ。
言いにくそうに表情を歪める。



