悠久の絃

気づいたら、何も考えずに言葉を話していて。

気づいたら、呼吸も苦しくて。

気づいたら、点滴を抜いていて。

気づいたら、部屋に先生達や、夏くん、このちゃんがいて。

気づいたら、悠先生に抱きしめられていた。



そして、気づいたら、大声で泣いていた。










私が泣きじゃくっている間にも、先生達は忙しなく動き回っている。



夜星「点滴刺し直すので用意してください。
それと、発作も大きくなり始めてるので、唯弦か椎名先生を呼んでください。
上宮先輩、、、?」

上宮「分かってる。大丈夫だ。」




私は泣いているのに、周りが、普段よりも良く見える。

悠先生は目を真っ赤にして、私に声をかけ続けている。

夜星先生はいつも通り指示を出してるけど、冷静さを少しだけ失っている。



上宮先生は、泣いている。でも、手は止まっていない。