悠久の絃

さっきから、鶴川先生に触られているところがジンジンする。それに、


赤城「いとちゃん、今波みたいなものが来てない?」


来てる。

コクっと頷いた。



赤城「うん。じゃあその波に任せてイキな。」



イクってなに。どこに。怖いよ。

でも、その波は段々と近づいてきている。

やだよ。怖いよ。イキたくない。



怖くて、赤城先生の腕をさらに強く掴んだ。


赤城「いとちゃん!素直に感じて!体だいぶきついでしょ?イキな!」


鶴川「絃ちゃん、上手に感じられてるよ。次に波が来たら素直にそれに乗りなさい。」


「ハァハァ…イヤッ!ンァァァ!…ハァハァ…ねぇ来てる…」



赤城「うん。来てるね。それに乗りな。僕はそばにいるから。」


悠先生がそう言った瞬間、大きな波が私の足をすくって行った。





「ハァハァ…イヤァァァァァァ!!…ンァァァ!!」





頭が真っ白になった。何も考えられない。
ただただ白くて柔らかい場所で彷徨い続けた。