悠久の絃

心の準備、か。

イツメンを信じていない訳じゃない。むしろ信頼してる。

でも、1ヶ月も離れるとなるとさすがに心配が勝つ。

しかも6月。新生活が始まって、ちょうど梅雨の時期。喘息も酷くなるだろうし、ストレスも増えてくる。



椎名「まあ、そんなに悩むなよ。いや、悩むと思うけど、先輩たちもいるんだぞ?」


「うん、、」


椎名「ん、じゃあ帰ろうぜ。もう寝ちゃったし。」


「うん。」