悠久の絃

一通りの診察、検査を終えて、待合室のソファに座っていた。


夜星「お待たせ。結果でたから、おいで。」


診察室は私と夜星先生の2人きり。


夜星「これが今回の結果ね。こっちが前回の。

で、ここ見て。」



心臓がばくばくと騒がしく動いている。
修学旅行、行けるかな。


夜星「ここね、ちょっと下がってるでしょ?」


コクッ


夜星「まあ、まだ許容範囲ではあるけど、無理はしないように。週明けでしょ?」


「はい。」


夜星「修学旅行にはいつもの薬と、2日分の予備を持っていくこと。付き添いでうちの小児科の先生が行くから、何かあったらちゃんと言うこと。いいね?」



「じゃあ、、修学旅行、行っていいんですね?!」


夜星「約束をちゃんと守れるならね。」


「やった!!」


夜星「ただし、一つだけ聞きたい。」




なになになに。怖い。やっぱり修学旅行ダメとかじゃないよね。

夜星「吸入器の薬の減りが早すぎる。検査結果に異常は見られないのに、ここまで薬が減るのは心配、だね。どうしてこんなに使ってるの?」