悠久の絃

「ねえ、凑。」

日向「ん?」

「今日家に泊まってくれない?」

日向「いいよ。ていうか、そのつもりだった。」





帰る途中に買った惣菜を食べながら、凑とお酒を飲んでいた。


日向「ローテ変わってから飲むの初めてじゃない?」


「そうだね。僕も帰れなかったから。」


日向「にしても、今日の絃ちゃんだいぶしんどそうだったね。」


「うん。明後日退院だけどしばらくは学校休ませるつもり。」


日向「そっか。まあ、長年人と関わるってことが無かったみたいだし、学校で色々神経すり減ってるんだろうね。

絃ちゃんも悠もさ、どっちも考え込んじゃう性格なんだから2人でたくさん話すといいよ。



あ、そうだ。あれ聞いた?今日の採血。」



「聞いたよ。夏がやるはずの採血を椎名が取っちゃったんでしょ。」


日向「そうそう。絃ちゃん、椎名には負けちゃうみたいだね。」


「ほんと椎名には頭が上がらないよ。」