悠久の絃

〜絃side〜

またここに戻ってきてしまった。

2週間前に退院したばかりなのに。

どうして。体調はずっと良かったのに。なんでよ。





上宮「お、起きたかい?もういつもの部屋だからね。」


突然ひょっこりと視界に現れた上宮先生に驚きつつ、また病院に来てしまったことへのやるせなさが収まらない。

悠先生に話したいこといっぱいあるのに。なんでいないの。



上宮「なーにそんなふくれっ面してんの?」


上宮先生の大きな手が私のほっぺをむにゅっとした。



上宮「今日頑張って検査すれば明後日にはお家に帰れるからね。」




コンコンコン


夜星「おはよう。」


悠先生、いない。

「おはようございます。」


夜星「熱は?どっか痛いとこある?」


「どこも痛くないです。熱は、、」


上宮「36.1度」


夜星「問題ないね。昨日は初登校で疲れちゃったかな。昨日の朝の体調はどうだった?」


「、、ずっと元気、、でした。」



夜星「わかった。じゃ、もしもしさせて。」


体調が悪いのはわかってる。だって、ずっと体が重い。呼吸が変なのもわかってる。