悠久の絃

2人で歩いて、産婦人科に着いた。

この前みたいにしばらく待合室のソファに座ってると、ドアが開いて鶴川先生が来た。



鶴川「今日は検査だけだからね。さ、おいで。」


診察室には悠先生と上宮先生がいた。

思わず悠先生に向かって走り出し、しがみついてしまった。


赤城「いとちゃん?!どした?」


怖い。怖い。怖い。診察室に入るとさらに恐怖が高まる。
悠先生の白衣をギュッと握った。




赤城「どうしたの?いとちゃん。怖くなっちゃった?」


コクコクコク



もう体は立っているのがしんどいほど震え出している。


赤城「そっかそっか。どうしようか。1回外出て少し話そう。

鶴川先生、15分ほどいいですか?」


鶴川「うん。いいよ。」


鶴川先生がそう言うと、悠先生は抱っこして外のソファまで連れて行ってくれた。