悠久の絃

嬉しいのか。そっか。嬉しいんだ。

嬉しいんだ。そっか。私は、悠先生と一緒にいられること、先生達とまだ一緒にいられることが嬉しいんだ。

そう思うと、さらに涙が溢れてくる。



上宮「絃ちゃん、8年間、よく頑張った。これからも頑張らなきゃいけないことがあると思う。でも、もう独りじゃない。俺たちは医者、看護師だけじゃなくて、味方だ。」


上宮先生も、涙を見せながら笑っている。

この笑い方、誰かに似てる。


椎名「俺は、お前苦しい時とか泣いてる時にこうやって背中をさすることしか出来ないけど、一つだけ教えておく。

泣いてる時ほど顔を上げろ。苦しくなって発作が起きやすくなる。
それと、お前の可愛い顔が汚れちゃうだろ?悠はお前が笑ってる時の顔が好きって言ってたぞ。」


赤城「ちょっと!椎名!それは言うな!」



え。それってほんと?

気づけばみんなと一緒に笑ってる。



夜星「ほんと、笑った顔も、泣いてる顔も、お父さんにそっくりだね。遺伝ってすごいね。」



しばらくみんなで談笑して、先生達と夏くんとこのちゃんはお仕事に戻った。