悠久の絃

もしもしが終わったあと、ようやく落ち着いて周りを見渡した。




今部屋にいるのは悠先生、夜星先生、上宮先生、瀬堂先生、椎名先生、日向先生、夏くん、このちゃん。

こんなに人がいっぱいいるのに、部屋は狭くない。



今は、怖くない。



だって、悠先生と上宮先生は目が赤いし、夜星先生もいつもみたいな険しい顔じゃない。