亮二は社宅に帰宅し、すぐにパソコンをあけた。 誠一郎に、今の理緒の様子や、一連の出来事をメールで送信した。 理緒は悪化してるー 誠一郎、早く返事をくれ! そう心の中で祈っていると、30分後、誠一郎から メールの返信が来た。 「想定内です。それも含め、今後も治療致します」 それだけ…? 「それだけか、おい!?」 亮二はパソコンを思いっきり、床に叩きつけた。