ワインとチーズとバレエと教授


誠一郎は理緒が眠っている間、論文をチェックしたり、その後は頼まれた原稿を書いていた。

昼の3時半ごろ、誠一郎は、書斎の本を取り出し
読み漁っていた。

Kindleも持っているが、どうしても、本の方が読みやすい。

「……この本じゃなく、こっちだったかな…」

また別の本を取りだして必要な文章を探していると
ふと、視界に理緒が入った。

書斎の手前で立っている。相変わらず
パーカーはブカブカだ。

「あぁ、目が覚めましたか…」

誠一郎が本をめくる手を止めた。

「……はい、いつの間にかこんなに寝てしまって…」

「休めましたか?」

「……はい」

理緒は、何か言おうとしてるのか、もじもじしている。

「…どうかしました?いつから、そこに?」

「……誠一郎さんの本を読んでる姿が好きです…」

そういえば、前にそんなことを言っていたなー

「私が本を読んでるところを観賞してたいのですか?それは、読みにくいですね…」

誠一郎は、本棚に本を押し込んだ。
そして、理緒に近づきそっとキスをした。

昨日と同じく、優しく、とろけるようなキスだった。
理緒が誠一郎の身体にしがみついた。

「ずっと、このままでいたい…」

「ずっとこのままです」

誠一郎は、理緒にもう一度キスをした。
それは、とても長くて甘いキスー

誠一郎は、理緒の半分開いたパーカーのチャックを下まで降ろして、そっと、脱がせた。
中の白いシャツから薄っすら下着が見える。

誠一郎は理緒の髪を撫でながら、中に着ているシャツのボタンを一つ一つ丁寧にはずし、首筋にキスをしながらシャツも脱がせた。

理緒が恥ずかしそうに両腕で胸を隠そうとしたが、
誠一郎はブラジャーを外し、首筋から流れるように 
乳首にキスをした。

理緒は相変わらず声を押し殺すが、乳首はすでに、固く尖っていた。

「……あなたはとても、感じやすい人だ…」

そして、ブカブカなパンツもスルッと床に落としてやった。

「あなたは細すぎる…」

誠一郎は、理緒の下着にそっと手を入れた。

「…うぅ…」

と、可愛らしい声がする

理緒の中は、もう溢れ出し濡れている。

「…あなたの感じやすさときたは、本当に可愛らしい…」

誠一郎は、そっと指を入れた。

「……っ…」

理緒が誠一郎にしがみついた。
誠一郎は、少しずつ指を侵入させ
理緒の中を優しくほぐす。
理緒は立っていられなくなりそうだ。

誠一郎は可愛らしいレースのピンクの下着をそっと下に落とし、理緒の足を持ち、本棚にかけさせた。

「…やっ……」

理緒の下半身から愛液がツーッと流れ落ちた。

「……うっ…」

理緒は右手を本棚に起き
左手は、声を押し殺すように口元を抑えた。

どんなに、快感を止めようとしても
誠一郎の、あまりに優しい指使いは、あっという間に理緒を絶頂に導いた。

「……やぁぁぁ」

快感と共に、理緒の脚が痙攣し、さらに愛液が溢れ出した。

理緒が力なく床に座り込んだ。

息が上がり、足腰が立たない。

誠一郎は理緒を、そのまま床に寝かせると、自分のものを理緒にそっと押し当てた。

「…んっ…」

理緒の苦しそうな声がした。
だが、痛そうではない。

昨日みたいに理緒は抵抗しなかったが、それでも、恥ずかしさから身体をよじるので、
誠一郎は、わざと理緒の細い太ももを手で押し開き
身体をゆっくり沈めた。

「……んぅぅ…!」

理緒が急激に来る刺激にあえいだ。

「……痛いですか?」


プルプルと、理緒が横に顔を動かす。
痛くないようだ

「痛かったら、言ってください」

誠一郎は、出来るだけ
ゆっくり、そっと動かした。
理緒は泣きそうな顔をしている。
でも、痛いわけではなさそうだ。

「……ツラいですか?」

誠一郎は、理緒の髪を撫でながら聞いた。

「……せい…いちろ…さん…」

「…はい」

「熱くて…苦し…」

「ですから、あなたが我慢するからです」

でも、我慢しないと、またすぐイってしまいそうだ。理緒が身体をよじる。

「あなたは、こういうとき
本当に素直じゃないですね…」

そう言いながら、理緒の髪をそっと撫でた。

そして右手で理緒の顔を覆いまた、そっとキスをした。

「大丈夫です、あなたはこのまま感じていればいい…」

昨日と同じ言葉を繰り返し、理緒を暗示にかけているようだ。

誠一郎は静かに、ゆっくり腰を動かした。
その度に、理緒の愛液が溢れる音がする。

「……やぁ…」


理緒が恥ずかしそうに足を閉じようとするので、
誠一郎は、理緒の足を再び開き、挿入しながら
先ほど、絶頂した理緒の蕾を、そっと指先で撫でた。

「…あっ…あっ…やぁ…」

「あなたは、入れながら、 
触られる方が、気持ちがいいみたいですね…」

「…誠一郎さん…っ!ダメ…お願い…」

「もう少し奥に入れますか?」

誠一郎が自分のものをさらに奥に入れた瞬間、
指先の蕾がさらに固くなり誠一郎を何度も締め付ける。

「……力を抜いてください…」

「……でき…な…」

理緒が両手で口元を抑えた。
太ももも、ピクピクしている。

「…ごめんなさ……また……来そう…」

「いいですよ、何度でも…」

「…あぁ…どうしよ…」


理緒が混乱と快感の手前でさまよっている。

今までの苦痛を取り返そうとしているかのように、
理緒は誠一郎に反応する。

あと、もう少しだろう…

誠一郎はそんな理緒を察して、蕾を刺激しながら
挿入を早めた瞬間、理緒が二度目の絶頂を迎えた。

誠一郎にしがみつきながら、理緒は痙攣し、苦しさと快感で息を止めている。

誠一郎はそんな理緒の頭を支えてやり、絶頂を思う存分味わえるよう身体を支えた。

「…そのまま、感じていてください…
大丈夫です…大丈夫…」

誠一郎は理緒の頭部を抱きしめなが
優しい言葉をかける。

その言葉は麻薬のような快感をさらに理緒に与えた。

その後、理緒はまた軽く達したようで、身体を硬直させ、そのあと、悲鳴にならない、苦しそうな声が
部屋に響いた。
その瞬間、パシャと音を立て
誠一郎の腹部や、床を塩で汚した。

「…や……や…」

理緒が自分で驚いている。

誠一郎は、

「大丈夫です、心配しないで…このままでいてください…」

誠一郎は、そう言ったあと深く挿入すると、
理緒が負担にならない程度に覆いかぶさった。

「…あ…ぁ……わたし…どうし…よ…」

「大丈夫です、普通の反応です、そままで…」

普通ではないかもしれないが、理緒を混乱させたくない。今はただ、感じていて欲しい。

理緒は快感と混乱で涙が溢れている。
その蒸気した顔が愛おしい。
誠一郎はなるべく早く済ますと、理緒の腹部に放った。

しばらく二人は力なく床に寝そべっていたが、誠一郎が起き上がり

「床では身体が痛かったでしょ…」

そういって理緒を起こして、白いシャツを上からかけ後ろから抱きしめた。

理緒は、誠一郎が後ろから抱きしめてくれる姿勢が
好きだった。
まるで、あたたかいものに、包まれてるようで心地が良かった。

しばらく誠一郎は理緒を、抱きしめ、静かにしていた。そして、理緒の髪を優しく撫で、「…シャワー、浴びますか?」と尋ねると、「……そうします…」と小さな声で返ってきた。

「あなたの好みのシャンプーは
ないでしょうが…」

そう言うと誠一郎は、理緒の手を引いて、バスルームに向かわせた。

「タオルは用意しておきます、好きに使ってください、それとも、私が洗ってあげましょうか」

「……いえ、大丈夫です…」

理緒がまた顔を赤くした。

「では、ごゆっくり」

誠一郎は、洗面所とバスルームの扉をしめた。

しばらくするとシャワーの音が聞こえてきた。
その後はドライヤー。